ロゼ・フラックス・チャンバー ― ワインの内部に没入する空間

ロゼ・フラックス・チャンバー ― ワインの内部に没入する空間

建築が流体へと溶け込むように構成された、没入型のスペキュラティブ・ワイン空間。
内部は、動きを保ったまま凝固したワインのような有機的で流動的な形態によって満たされ、現実と非現実の境界を曖昧にする体験を生み出す。

ロゼからクリムゾンへと移ろう色彩が、半透明かつ反射性のある素材の中で連続し、光を受けて深みと揺らぎを強調する。
構造・壁・天井は一体化し、ひとつの生命体のような空間として立ち現れる。

ブドウ畑へと開く開口部が現実との接点を保ちながら、内部は夢のような異世界性を帯びる。
本計画は、ワインの粘性・色彩・流動性を建築へと翻訳し、感覚的な体験として提示する試みである。

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